FSynch-WinInet 設定ガイド

  • WinInetモードを選択したときのFTP詳細設定画面 ftpdetail(WinInet)
  • WinInetモードでできないこと
  • 日本語ファイル転送と日本語フォルダ作成と削除(ファイル名は表示は可能、サブフォルダに日本語、Wide文字が使われる場合はエラーが発生)
    winInetは古いライブラリのためどうしても対応できませんでした。各国言語UTF-8でファイル名やフォルダ名を使用して運用している場合は libcurlモードに設定してください。
  • WinInetモードを選択したときだけ有効になる項目
  • Passiveモードで接続
    FTP通信では接続元クライアントがLANの内側にいる場合サーバー側からの通信が到達しないので通常はこれにチェックをつけた方がよいでしょう
    すべてバイナリーで転送する
    バイナリーファイルが含まれる場合、テキストファイルで改行コードが変換されない方が良い場合はこれにチェックを付けた方が良いでしょう。
    タイムスタンプ同期(要サーバー側改造)とは
    これはFTPサーバーのソースをダウンロードして、こちらが修正したソースファイルのみ上書きして再コンパイルする必要があります。
    そのサーバーを対象とする場合にだけチェックしてください。そうでない通常のFTPサーバーの場合は理解できないコマンドが送られてきた
    などのメッセージが返されてしまいます。
    これに対応したFTPサーバーでかつモードがFTPコマンドモードの時、
    さらにここにチェックが入っているとファイルのタイムスタンプを秒単位まで取得して比較処理を行います。
    また、アップロードした場合もローカルファイルのタイムスタンプでコピーされます。
    そのためローカルファイル同士の比較と同じ感覚で同期処理が行えます。

    まとめると、ここにチェックを入れるとアップロードの時にファイルタイムスタンプが同期されます。
    さらに、ここにチェックを入れてFTPファイル検索処理のモードがWinInetモードになっていると、秒単位での比較が可能となり、
    タイムスタンプが全く同じかどうかをチェックできます。
    FTPサーバー自体ソースで改修を行いWinInetモードで同期を取ることをしない限りFTPの仕様上、正確なタイムスタンプでの比較はできません。
    ダウンロード時のローカルファイルに対するタイムスタンプのセット処理は行います。

    注意:このタイムスタンプ同期モードを適用してアップロードすると、ファイルによってはサーバー側の
    タイムスタンプが古くなる場合があります。(サーバー側ファイルを直近に更新し日付が新しい場合)
    これがhtmlなどのWEB関連ファイルの場合はたとえ以前よりも内容が新しくなって更新されても、ファイルのタイムスタンプが古くなることでWEBサーバーが
    新しい内容を送信してくれずに、以前の内容を送信しつづける場合があります。
    その場合はローカルファイル側も現在の時間に更新して必ず以前よりも新しいファイルタイムスタンプに
    してアップロードしてください。
    サーバーの改造方法はこちら
    レジュームモード(ローカルに存在するとき)とは
    環境設定のデフォルトのFTP設定レジュームモードの項目を参照してください。
    この画面の設定内容は最初は「環境設定」の「FTP接続のデフォルト設定」が適用されます。

    上記画面を変更してOKボタンを押した場合は必ず、一覧リストにある「修正」ボタンを押して変更内容を転送してください。