FTP転送が失敗するとき

 

  1. 接続されない時
    他のFTPクライアントソフトと基本的に同じなので、フォルダーシンクロナイザー特有で問題が発生する可能性としては
    例えば、比較フォルダに ftp://<homepage>とセットされていたとします。ところが別の環境で使用していたftpsite.datファイルではない場合は(FTPの設定画面に存在しないものだった場合)接続できません

    基本はユーザー名、サーバー名、が正しいかを確認します。ユーザー名とサーバー名の2つの項目が正しくて、パスワードが違っている場合は通常、パスワードが違いますのダイアログメッセージが表示されます。(まれに不明なエラーということもあります。)

  2. fto_error_image 比較処理が途中で終わり結果が出ない
    FTP処理モードがwinInetモードでサブフォルダにワイド文字(日本語の漢字やひらがなカタカナ)が使われているまたは含まれる場合に右の画像のようになります →
    エラーで停まった状態です                      →
    winInetモードが処理できない問題がわかっています
    ftp処理モードをlibcurlに変更してください




  3. コピーが失敗したとき
    サーバー側にすでに多くのファイルが存在する場合はホームページ容量が限界にきている可能性もあります。
    イントラネットなどでの運用では、ログインしたユーザーがアップロード権限、または書き込み権限があるかどうか。
    またはそのFTPサーバーに作製したディレクトリの属性がルートのみ書き込み可能だったなど。

    以上特殊な使用方法かもしれませんが。

  4. エラーログを出力して確かめる。
    「環境設定」>「FTP接続の基本設定」で、エラーログを出力するにチェックしてください。





  5. ディレクトリ移動が失敗する。
    これは、「確認」処理と「リスト実行」で時々、ダイアログメッセージが出ます。
    インターネットが常時接続の場合は「モデム切断」コマンド、または、子ウインドウを閉じるとFTPクローズ処理がされます。

    1回の同期処理が終了しても、フォルダーシンクロナイザーは次のコマンドもスムーズに行うことができるように
    クローズ処理は行いません。

    したがって、しばらく放っておくとサーバーの方がタイムアウトでクローズする場合があります。そのとき、同期処理が走るといきなりディレクトリ確認コマンドが行われ、これに失敗すると「ディレクトリ移動に失敗」したメッセージが表示されます。

    もし、このメッセージがでた場合はこの時点でクローズされますので、もう一度実行してみてください。

    移動ディレクトリの階層が2つ以上の場合は区切り文字は接続するサーバーに対応した文字を使用する必要があります。
    UNIX系の場合 / (スラッシュ)を使用してください。

    接続後256バイトを超えるような深い階層への移動はさせないでください。
  6. タイムアウトエラーのダイアログが出現した。
    内側LANから接続しているときにPASSIVEにしていない場合がまず考えられます。
    または昔ftp.geocities.jpサーバーがそうだったのですが、PASSIVEモードにFTPサーバーが対応してない場合など起こりました。
    FTP詳細設定のPASSIVEモードのチェックをはずなどしてみてください。
    内側LANからの場合はこれをはずすとつながらなくなるルーターの設定をしている場合は
    ルーターの設定、(Linuxの場合はモジュールを組み込むか)を変更してもらう必要がある場合があります。

    もしかしたら、他の原因ということも考えられますが、自分が実際に設定をミスって接続したとき、上記症状と
    なりました。

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